公差設計スキル認定制度との連携で設計・技術者能力育成を強化
— 公差設計スキル認定制度との連携

特定非営利活動法人3次元設計能力検定協会(所在地:長野県諏訪郡下諏訪町、理事長:丹羽嘉明)は、3次元設計能力検定試験と他の試験制度との連携の第2弾(第1弾はSolidWorksのCSWP資格<参考>参照)として、公差設計スキル認定制度(主催:プラーナー、監修:日経ものづくり)との連携を次の通りスタートする。

公差設計スキル認定試験の3級または4級合格者には、3次元設計能力検定協会で実施している合計8科目の試験のうち、公差設計の科目について所定の手続きで規定の得点(3級には40点、4級には30点)を付与することで、この科目の試験を免除し、他の7科目の検定試験を受験できる。逆に、3次元設計能力検定協会の公差設計の科目で30点以上の得点保有者は、所定の手続きで、公差設計スキル認定試験の4級合格者として認定される。

本連携により、3次元設計能力検定協会では、公差設計スキル認定制度3級又は4級合格者への得点付与(登録料:2,000円が必要)で、検定制度利用者の拡大が期待でき、3次元設計者育成の促進が図れると判断。一方、公差設計スキル認定制度としても、3次元設計能力検定試験からの移行者を受け入れる(登録料:2,000円が必要)ことで、公差設計をさらに高いレベルで身に付けたい方への道筋を広げることができることになる。今回の協業により、企業における設計能力評価指針ができ、今後の日本のものづくりにおける人材育成や促進活動が加速することが期待できる。

参考:CADベンダー認定技術者資格との連携で設計者能力育成を強化